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葡萄栽培における自然派ワインと粗悪なワインとの比較

では、実際に自然派ワインが他のワインに比べてどの点が違うのかを
栽培と醸造のふたつのカテゴリーに分けて簡単に説明します。

自然派ワインの葡萄

堆肥をつくり、土を鋤き込みよく耕す。といった昔ながらの農作業を行い、微生物たっぷりの土壌を何年もかけて作り上げます。
決められたある程度の草を生やし、虫や微生物のバランス(生態系)がしっかりした土には、病気や害虫も発生しにくく、水分と酸素とミネラルがたっぷりの状態で葡萄は土中に深く根を張り豊かに育っていきます。
更に自然に近い葡萄畑の空気中には、自然酵母が存在します。この酵母は、葡萄の皮の表面にある
「蝋質」と呼ばれるところ(柿などの皮にもある白い粉のような部分)に付着し、これが後の醸造過程で大切な役割をします。

粗悪な栽培の葡萄

効率よく収穫量を増やすために化学肥料や除草剤・殺虫剤などの農薬が撒かれると、土の中の微生物が死に土が硬くなってしまい、本来病気や害虫に弱い葡萄の木はよけいに弱ってしまい、更に大量の化学肥料や農薬を必要とします。深く根がはれずに育った葡萄の木から採れる実は、ワインになった時に大切な地中のミネラル成分が無く、土地の特徴(テロワール)が失われ個性の無いものになっていきます。

2006年8月20日 松下 巌 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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